稼働後のシステムを豊富な知識で安定運用。
正確な対応には事前確認が必須。

 
 

稼働後の安定運用を担うシステムの番人

当社で開発したシステムが顧客へ納品された後、システムの「運用」がスタートします。システムの状態監視や稼動情報の収集と分析、障害時の対応を担うのが、私たち運用課です。システム導入時のシステム基盤(インフラ)構築やお客さまからの問合せ対応も大切な仕事。システム全体の安定稼動に責任を持つ、いわば「番人」的な存在です。

豊富な知識・スキルで的確な判断

私は入社以降システム開発に携わっていましたが、今年から運用課に配属となりました。20名ほどのメンバーでシステム・サービスごとに分担をしており、私は主にJAのシステムや一般企業向けのクラウドサービスが稼働するサーバの運用・管理を担っています。
システムの稼働状況を監視し、エラーや故障等の不具合が出ると、その原因を調査して解消にあたります。内容によってはシステム開発者と連携して修正プログラムをリリースしたり、メーカーのサポート窓口に連絡して部品交換する等の対応をとることも。どのような対応をとるかは運用担当の判断次第。的確な判断をするためには様々な知識・スキルが必要となりますが、これまでのシステム開発の経験も役立っています。

正確性が重要、事前確認は入念に

システム導入時のサーバ構築や新しいサーバへの切り替え、一時的なサーバの停止等、システム基盤に対するオペレーション(操作)は運用担当者の特権。システムは使えて当たり前、だからこそオペレーションには正確性が重要です。作業手順を誤るとJAの日々の業務を支えているシステムが使えなくなる恐れがあるため、事前確認は入念に行います。ミスがないか先輩にチェックしてもらったり、とにかく手順をシミュレーション。
当課は経験豊富な先輩方が多く、心強い環境。知識量をベースにリスクを洗い出し、的確なアドバイスをしてくれます。私もこれから多くの経験を積み、頼られる存在になりたいです。

システムを通じて、誰かの役に立てるやりがい

もともと私は大学で農業支援について学んでおり、JA関連の仕事を調べる中で、長野県の農業をシステム分野から支えている当社を知りました。IT知識がなく不安もありましたが、実際働いてみると上司や先輩がやさしくフォローしてくれ、成長しやすい環境。今ではとても充実した毎日です。また、実家が農業を営んでおり、肥料を購入しにJA店舗に行き、実際に自分が開発・運用しているシステムが使われているのを見ると「自分の仕事が役に立っている」と感じ、うれしくなります。間接的に農業への貢献ができること、誰かのためになっていることが目に見えやすく、やりがいを感じられる仕事です。