チーム運営の経験も成長の糧。
連携力を高めて、他県へも自社システムを展開。

 
 

各JAの要望をシステムへ反映

私の課では県下JAが独自に必要とするシステムの開発・提供を主に手がけています。
例えば生産者から出荷される農作物を販売する直売所の売上を生産者のスマホで確認できるシステムや農作物を作るために使用した農薬の種類や使用回数を管理できるシステムなど、JAからの要望に対し新しくシステム構築したり改修したりする仕事です。

入念な打ち合わせで使いやすさを追究

システムを開発している私たちが直接お客さまのところに伺うことは少ないですが、電話やメールで追加の要望を受けることも。使っていただいた後に「ここの動作をもっとこうしてほしい」など要望があった時は、改めてヒアリングを行い、改善していきます。
システムですべて自動化できると考えるお客さまも多いですが、システム化する部分とシステム化しない部分をお客さまの運用も考慮した上でどう納得いただけるかもポイント。効率的な運用のため、お客さま自身に日々の作業を見直していただくこともあります。結果として「便利になったよ」「作業が楽になったよ」と言っていただけた時は提案してよかったと思いますし、やりがいがあります。

負担の偏らないチームマネジメント

現在、私のチームは6人のメンバーでお客さまからシステム化したい内容をヒアリングする要件定義からテストまでを担当。プログラミング自体は主に協力会社のメンバーが行い、社員は進捗や課題の管理といったシステム開発におけるマネジメントを担います。私自身はリーダーとしてミーティングを主導し、進捗管理につなげる役割も。誰か1人に作業が偏っていないか確認しつつ、コミュニケーションを取りやすい雰囲気づくりに努めています。
最近ではJAの財務や会計を管理するシステムを担当する他チームの業務にも、少しずつ関わるようになりました。県下JAだけでなく他県のJAにもシステムを利用していただくことが増え、自分たちの手がけたシステムが、より多くの方の役に立っていると思うとやりがいがあります。

より柔軟に、お客さまの声に応えるために

今後はエンジニアとして、システムを利用する上で欠かせないネットワークやシステム自体が動くサーバ機器の知識も高めていくことが目標です。お客さまの要望はシステム開発に限らず、ネットワークや多くのIT機器を軸としたインフラに関わることも多いもの。幅広いスキルを身につけることで、より柔軟な提案もできるはずです。当社は外部研修や資格取得支援などスキルアップの機会が豊富にあるので、それを生かして、自分自身の成長に繋げ、多くのお客さまに貢献していけたらと思っています。